恵比寿で起業を考えている女性に知ってもらいたい情報 - AnDus税理士事務所

背景

女性の起業希望者が増えている背景には、ライフステージの変化が挙げられます。女性は育児・出産などのイベントが多々発生するため、業種や仕事内容によっては、子供を育てつつ働くのが難しいです。仕事と生活の両立を目指し、「会社ではなく自身でコントロールしたい」という気持ちがある女性が、起業を選択するケースが多くなっています。

動向

今後の動向としては、副業からの起業というスタイルが増える可能性があります。日本人はリスクを恐れるあまり、起業に積極的ではない方が多いです。しかし、本業のみでは生活できないと感じている方が、副業をするケースは決して少なくありません。「起業はリスクが怖い、けれども本業だけでは」と感じている方が、リスクを最小限にしつつ起業を目指すのが副業起業と呼ばれるスタイルです。

はじめは副業として行い、軌道に乗ったら徐々に起業への準備を進めていくことで、突然起業するよりもリスクを少なくできるので、このスタイルが今後さらに注目されるでしょう。

メリット

女性が経営者になった場合、社会的に大きなメリットがあります。女性起業家は、男性では理解が難しい女性ならではの苦労を知っています。そのため、女性を多く採用し、女性が働きやすい環境を生み出すことも可能です。女性が働きやすい環境が整えば、その分女性が活躍できる機会が増え、女性のさらなる地位向上に繋がります。また、女性の視点で考えたサービスを提供できるはずですので、女性の利用者が増え、経済がより活性化します。

女性、若者／シニア起業家支援資金

日本政策金融公庫が行っている支援制度の一つです。女性あるいは35歳未満55歳以上の方で、起業もしくは事業を開始して約7年以内の場合に利用できます。融資の限度額は、「7200万円（そのうち運転資金が4800万円）」です。

新創業融資制度

女性、若者／シニア起業家支援資金同様に、日本政策金融公庫が行っている支援制度です。要件を満たせば利用でき、融資の限度額は3000万円（そのうち運転資金1500万円）ですので、起業の大きな助けとなります。